02 ,2011
2011年2月4日(金)~6日(日)、「まちなみ発見フォーラム」が西宮で行われた。
同時開催の「第2回西宮『あの頃あの場所』写真展」は、写真提供の田中さんの人脈と市民の関心の高さ、第1回も好評だったことから、初日からかなりの人出。
そのおかげで、3日間で来場者1,300人!!
行政的には、集客という面からも、成功と言えそうだ。
6日(日)は、
5年に一度の「西宮都市景観賞・授賞式」
今回初めての「まちなみ発見クラブ活動報告会」
どこかでいつのまに決まっていた「都市景観賞」。
これまでの作品(景観を作品というのも変なのだけど)は、建築としてはおもしろいけど周囲とマッチしてるのかな?まち並みをつくる先導役の割にはそこだけ浮いてない?と思えるモノが多かった。
広がりやつながりのある「まちなみ」というより、部分、点、ボリューム感でまちなみを築いてしまうような「作品」だったように思う。
頑張って欲しいのは圧倒的な景観をつくってしまう大手ゼネコン作品より個人の作品の集合体(新しい公共の視点)なんだけど、、、
調和ってむずかしい。
今は違和感あっても周囲の景観を引っ張っていくような力のある「作品」も必要だからね。
で、昨年度の初め頃から、まちなみ発見クラブのメンバーが、市民目線で作品を選んでみようってことで「まちなみ発見クラブ賞」を創設した。
創設って大げさだな。
市民感覚で選んでみようというわけなので、これに選ばれたから良かったとか、選ばれなかったから不愉快だとかいうものでもない。
恐らく専門家は鼻にも掛けない賞だろう。
でも、私は、個人の作品の集合体(新しい公共の視点)を応援したい。
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