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コーギー犬とその家族の汗と 汗! と 汗!!! と 涙と笑いのとりとめもない物語


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Ryuko Kobayashi/Saeki

Author:Ryuko Kobayashi/Saeki
イヌに飼育される歴6年、家事をしない主婦。趣味は、テニス、六甲全山縦走、スキー、まち歩き、映画、ベランダ菜園、ソーイング、粉もん、片付けと捜しもの、浅く広くとりとめもない。関心領域は、人とまちと住まい、参加と協働、サイエンスコミュニケーション、と、漠然としてつかみどころがない。title="CoSTEP">CoSTEP4期生。まちなみ発見クラブ・メンバー。
このブログは、コーギー犬のみかんとの出会いを機に始めたが、現在は私のとりとめもない戯言を書き綴っている。
facebook.com/Ryuko.Kobayashi

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Category: 政治・世の中のこと

Tags: 民族学  文化人類学  情報  梅棹忠夫    

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ウメサオタダオ展
20110609梅棹展1

昨日ようやくウメサオタダオ展に行ってきた。

ようやく、というのは、この特別展を知ったのは昨年のこと。
お、これは!と思っていたのに、始まってすぐ行かないと時に流されてしまうもの。
読書会のテーマを梅棹氏の書籍にしようとか、すでに行った人からすごく良かったとか、先日ETV特集でも紹介されたりと、展覧会終了間際にして続々と情報が入ってきて、私の「行かねば」モードに刺激を与えてくれた。


さて、昨日はツアーガイドもあったのだが、あえて先入観なしに静かに一人で見てみようと思った。
午前中はそれほど人出も多くなく(平日にしてはそこそこ。老夫婦や学生、若いカップルまで様々)、ゆっくり時間をかけて回ることができた。

20110609梅棹展2

まず目を見張ったのが、梅棹語録の展示。
みんぱく教授の小長谷有紀さんが書かれた「梅棹忠夫のことば」の一部からの引用だったが(小長谷氏が梅棹氏の著作から「現在もひとびとを鼓舞し発想に刺激を与え続けていることば」をえらんだ解説書)、これがとても生きていた。
みんぱく館長や知的生産の技術の著者以外の顔を知らない私にとっては(名刺交換をしたわけではないのだから館長の顔だって知っているうちには入らないのだが)、梅棹氏の発想の根源と人となりを知ることができるものだった。また、何か梅棹氏が、見る者すべてに語りかけてくれているような印象を持った。

会場ではこの語録をガイドに、高校3年から調査団に入った梅棹氏の業績を追いかけることになる。

次に、「知的生産の現場」。
梅棹氏の実際のノートやカード、ファイルなどを用いた情報整理術の再現現場だ。
昔読んだ「知的生産の技術」の内容が、この現場を見て、そうそう、この整理術!と蘇ってきた。
記録することの大切さ(そして、整理すること、詳細の見聞をわかりやすくアウトプットすること、などなど)を改めて感じた。
まあ、言うのは簡単だが、情報を毎日さくさくと整理することは簡単なようでむずかしいー(と展示を見ながら我が身を振り返る)。
ましてや普通の人々にわかりやすい言葉でアウトプットしていくことも、むずかしいものだ。

氏の「知的生産の技術」の読者からの手紙も展示されていた。学校も出ていないある散髪屋の亭主が、読後にあるレポートを書いた。知的生産の技術を元に情報を整理し論理的にまとめたものだった。それが賞をとり、ご褒美としてヨーロッパのある国に行けることになったというもので、学歴がなくても人に伝わるレポートが書けたこと、それを評価されたことへの喜びと満足感溢れる内容だった。

スケッチも数多く展示されていた。
スケッチは写真撮影のポイントをどこに置くかに大いに役立つという梅棹語録があった。
被写体というよりは、風景の何に感動し何を伝えたいか、そのポイントをスケッチし、回りの空白部分にメモをする、その行為が、写真撮影の焦点を決めることとリンクしているというわけだ。
本館企画展「梅棹忠夫の眼」の写真を見て、なるほどと納得した。

梅棹氏の視点はいつの時代にも共通し新鮮だ。それを、アカデミックな世界から、普通の人々が理解できる「知」の世界へと歩み寄っている姿勢がそこここに感じ取れてとても心地よかったなー。良い展覧会だった。


20110609南アフリカ

特別展の帰りに本館も訪れた。
展示の基本は変わっていないのに、いつ行っても新鮮で、世界のオーラを感じる。
好きな空間だ。
(写真は、ビーズをあしらった首長用足置き台/カメルーン)

社会に出てから初めて訪れたみんぱく(開館当初より省略語が得意な関西人からは‘民博’と呼ばれていた。これがひらがなの’みんぱく‘’に変わったのは最近のこと。兵庫県の‘ひとはく’(人と自然の博物館)に習ったかな。博物館がぐっと身近になることばのテクニック)は、開館3年ほどのまだまだ新しい博物館だった。
ビデオテークのブースが、2001年宇宙の旅の宇宙船内のようで斬新だった。
新しいのに古く感じる薄暗い展示空間で、世界各国の民族文化との出会いに感動した。
音楽コーナーの楽器の多さにもびっくりした。
民家模型の再現が見事だった。(のちに、うちのダンナが美大生時代に模型作りのバイトをしたと言っていた。これのことなのか、別のものなのか・・・)
あれから30年。
みんぱくはそのスタイルを頑として変えず、世界の民族文化を私たちに伝えてくれている。


20110609flog

みんぱくショップに寄ることもみんぱくの楽しみのひとつ。
写真は、バングラデシュのジュート製のかえる。

20110609ガパオランチ

お昼にみんぱくレストランで食べた「ガパオランチ」。
タイ料理って書いてあるけど、聞き覚えがないなあ。と思って注文したのだが、最近は「ガイ・パッ・バイガパオ(鶏肉とバジルの炒めご飯)」のことをこう呼ぶらしい。
残念ながらお値段の割(これにタピオカ入りココナッツミルクがついて1,300円もした)にはバジルとナンプラー風味が足りなかったな。
空間デザインも民族色豊かにしたらもっと客が入ると思う。
ここだけは残念。

まあ、基本的に、とーっても気持ちの良い一日を過ごした。

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